AIが5時間足らずでRISC-V CPUを設計。性能はi486SX程度
https://www.techno-edge.net/article/2023/07/03/1535.html

中国の研究グループが、「AIを用いて自動化したたCPU設計」(Pushing the Limits of Machine Design: Automated CPU Design with AI)と題した論文を発表しました。この論文では、わずか5時間足らずで産業グレードのRISC-V CPUを設計できたと報告しています。

この実験は、機械が人間と同じようにCPUチップの設計ができるのかを検証する目的で行われました。初期の実験ではわりと単純で小規模なチップを作らせていたものの、新しい実験では、AIによる設計の限界を調べるために、RISC-V CPUを自動的に設計させようとしました。

研究者らはモデルとする一連のCPUの信号入出力を機械学習させ、その入出力からBinary Speculation Diagram(BSD)、モンテカルロ法による展開とブール関数の原理を用いて複雑な論理回路を自動設計させるようにしました。その結果、わずか5時間足らずで、しかも「外部入出力観測のみから」まったく新しい400万個の論理ゲートをそなえたRISC-V CPUの設計を生成。