https://news.yahoo.co.jp/articles/00b59ae874242edb0282de12d52609458b89c511
■ホワイトカラーの9割がいまの職を失う

2035年前後に日本の労働人口の49%にあたる職業がAI(人工知能)に代替される─―。いまから10年近く前、野村総合研究所と英オックスフォード大学の共同研究でそんな指摘がなされた。それが見事に的中しそうだ。

現在、知的労働や事務作業を職業にするホワイトカラーは日本の全労働者の半数以上を占めている。今後、そのホワイトカラーの9割がAIによっていまの職を失うだろう。徐々にではない。一気に失っていく。

文章、画像、音声といったコンテンツの自動生成能力を持つAIを「生成AI」という。ChatGPTがその代表格だ。この生成AI以前のAIも人間を大きくしのぐ情報処理能力を持っていた。しかし応用力に欠け、新たなコンテンツを創出できるわけではなかった。実際、いまも資料作成などはあくまで人間の手作業で仕上げている。

しかしChatGPTをはじめとする対話型の生成AIの進化でそれは一変する。私たちのデスクワークをいよいよ本格的にAIが受け持つのだ。

対話型の生成AIをあつかううえでスキルはなにもいらない。だれかに話しかけるように言葉で指示するだけだ。AIが生成したコンテンツがいまいちの出来なら、さらに指示を重ねればいい。曖昧な指示であっても問題ないわけだ。

数年後には、各種資料の作成も、メールの送受信も、AIが瞬時に片づけるようになる。そして会社員の大半は自分の持ち場を失う。そのときになってからでは遅い。いまのうちに自分の強みに磨きをかけ、人材価値を高めておくべきだ。