仙台市青葉区桜ケ丘の環状交差点で「通行ルールを守らない車が多く、怖い思いをした」との声が市内の女性(56)から「読者とともに 特別報道室」に寄せられた。
取材を進めると、環状交差点は設置数が少ないため通行ルールが浸透しておらず、さまざまなトラブルも起きていることが分かった。

[環状交差点]信号機のない円形の交差点で一方通行の道路。「ラウンドアバウト」とも呼ばれる。
車は左折で進入し、時計回り(右回り)に進む。進入時や交差点内では徐行が義務付けられている。信号機がないため、停電時の混乱も起きにくいとされる。

女性は週に1度、車で桜ケ丘の環状交差点を通過する。「円の中を走っている車が優先なのに、急に交差点内に進入する車が多い」と話す。

環状交差点は進入する場合、最初は必ず左折し、円を描くように通過する。
交差点内を周回する車が優先されるが、交差点に進入する車は原則的に一時停止する必要はなく、徐行で構わないため、つい割り込んでくる車が多いという。
女性は「衝突しそうになり、怖かった」と振り返る。

近くに住む70代男性は「1日2、3回はクラクションが聞こえる。ドライバー同士、もめる場合もある」と明かす。

環状交差点と形状が似ながらルールが違うロータリーの存在も、ドライバーを混乱させている可能性がある。
環状交差点は周回車が優先される一方、ロータリーは進入車が優先される。
別の住民は「ロータリーであれば周回車が一時停止しなければならず、トラブルは起きにくいと思う」と指摘する。

ラウンドアバウト、まだ浸透不足?通行トラブル続発「1日2、3回はクラクション」 仙台・桜ヶ丘
https://kahoku.news/articles/20230624khn000057.html